モンブランとは、栗をふんだんに使ったケーキで、名前の由来は、アルプスのモンブランであり、フランス語で「白い山」を意味します。山の形に似せて作ったことからこう呼ばれています。フランス語ではケーキはモン・ブラン・オ・マロン(Mont Blanc aux marrons、栗のモンブランの意)と呼ばれています。なお、上に降りかけられる白い粉砂糖は雪を表現しているという。
モンブランは、一般的にカップケーキ型のスポンジ生地やメレンゲ、タルト生地などで作った土台の上に、生クリームをホイップし、それを栗のクリームを螺旋状に包む込むように絞り出して仕上げます。栗のケーキであることを示すために、その上に半分に切った甘露煮の栗が一片載せられることもある。
形状や大きさ、土台となる生地部分には様々なバリエーションがあるが、マロンペーストを用いたクリーム(またはそれに味を似せたもの)を山状にデコレーションされたものが多くのものに共通する材料となっています。
最近は日本でも栗そのものの色を生かした薄茶色のモンブラン(上に白い粉砂糖で化粧される場合が多い)が増えてはきているが、かつてはモンブランといえば黄色のケーキでした。これは、原材料におせち料理等に添えられる料理である栗の甘露煮(栗をクチナシで黄色く着色し、シロップで甘く煮含めたもの)が使われていたからで、モンブランが黄色いのは日本だけです(!)
モンブランは、フランスと日本では栗を菓子によく使うのでポピュラーなケーキですが、その他の国ではそれほど見られません。ただし、栗をよく食べる中国人(特に生クリームを使った洋菓子も食べる香港人や上海人)の口にも合うようす。
他に栗を使った菓子の代表例としては、フランスでは、マロングラッセ、ガトーマロン(栗の焼き菓子)、マロンシャンテリー(栗のクリームと生クリームを使用した生菓子)などがあり、日本では、栗蒸し羊羹、栗きんとんなどがおなじみです。
