バレンタインデーまたはセントバレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地で男女の愛の誓いの日とされています。もともとは、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日であるとされています。なお、2月14日のウァレンティヌスの記念は第2バチカン公会議後の典礼改革で、史実の上で実在が明らかでない聖人たちが典礼暦から整理された際に取り除かれ、現在では祝われていないとのこと。
ヨーロッパなどでは、男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を、恋人に贈る日とされます。
贈り物の種類はさまざまですが、チョコレートを贈る習慣は、19世紀後半のイギリスで始まったものです。キャドバリー社の2代目社長リチャード・キャドバリーが、1868年に美しい絵のついた贈答用のチョコレートボックスを発売しました。これに前後して、キャドバリーはハート型のバレンタインキャンディボックスも発売しましたが、これらのチョコレートボックス等がバレンタインデーの恋人への贈り物に多く使われるようになり、後に他の地域にこの風習が伝わっていったようです。
なお、英語では固形チョコレートはキャンディーの一種として扱われることもあるので、この製品のことを「キャンディボックス」と表記している文献もあります。
また、欧米では日本に見られるような、ホワイトデー(バレンタインデーと対になるような日)の習慣は存在しません。
