トルテ(Torte)は切り分けて食べる焼き菓子の一種を指すドイツ語です。クリームやフルーツ等を用いてデコレーションし、一般的には円形のケーキを指します。つまり。日本人が思い浮かべるケーキは、ドイツではトルテと呼ばれていることが多いということです。
・トルテとタルトの起源と語源
古代ローマ時代(ラテン語)は丸い皿状の菓子をトールタと呼んでいたが、これはトルクウェーレという動詞から派生したものです。ラテン系の言語にそのまま引き継がれたが、古フランス語では torte から tarte に変化し、これは「タルタル tartar, tartarum」の影響を受けたとされています。
スペイン語 torta, tarta
ポルトガル語 torta
イタリア語 torta
フランス語 tarte 古フランス語 tart(r)e < トルト torte
英語 tart
ドイツ語 die Torte, Tortelett
オランダ語 taart, taartje
スウェーデン語 tarta
チェコ語 dort
ハンガリー語 torta
ロシア語 торт(cake), пирожное(pie, tart)
トルテの種類として、以下のようなものがあります。
・ザッハトルテ Sacher-Torte:チョコレートスポンジのケーキにチョコレートで包んだケーキ
・キルシュトルテ Kirschtorte:桜桃を使ったケーキ
・エールトベーアトルテ Erdbeertorte・イチゴを用いたケーキ
・ヘレントルテ Herrentorte:
甘みを抑え、洋酒、ココアやチョコレートを用いマジパンで覆うことの多い、多層のケーキ。バリエーションがたくさんあり、ヘレントルテという絶対の定義は今のところなさそうです。
・リンツァートルテ Linzer Torte
・シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ Schwarzwaldtarta Schwarzwalder Kirschtorte:
黒い森のサクランボケーキ
・ケーゼトルテ Kasetorte:
チーズケーキ。焼きチーズケーキと冷製チーズケーキ、双方をさすが、焼きチーズケーキの場合、ケーゼクーヘン Kasekuchenと称されることも多い。
