バターは、動物の乳を原料とした食用油脂で乳製品のひとつです。牛乳を原料とするのが一般的で、乳中の脂肪分を凝固させて作り、常温ではわずかに黄色味をおびた白色の固体となります。100gのバターを作るために原料乳は約4.8リットル必要とされ、ビタミンAをはじめ各種ビタミンや栄養素を豊富に含んでいます。
近年の日本では低脂肪乳が好まれるようになり、副産物の乳脂肪は生産過剰気味と言われました。
(その後牛乳の生産調整がなされ、生産量が減少していたところに、アメリカからの輸入品も代替エネルギー問題が起こり、逆に値上がりを招いているのは、なんとも皮肉です。)
・種類
バターには大きく分けて、食塩を添加した有塩バターと添加しない食塩不使用のバターがあります。また、原料乳を乳酸発酵させてから作る発酵バターと、そのまま作る無発酵バターとも区分されます。
食塩不使用バターは、かつては無塩バターと表記されていましたが、無塩で製造しても生乳に由来する塩分が微量含まれることで、厚生労働省の栄養表示基準により食品の正規表示が求められ、無塩バターの表示が出来なくなっています。
日本で市販されているバターは「無発酵、有塩」がほとんどであり、調味料のほか、パンなどのスプレッド、ソースの材料、ソテーの焼き油や炒め油など、料理に幅広くしようされています。洋菓子には無塩バターがほとんど使われます。トーストやホットケーキなどに使うのも有塩のものが多いのですが、塩分を控えている人や、海外の例では無塩のものを使う場合もあります。
そのほかにも、バターの中にレーズンを入れたレーズンバターというものもあり、クラッカーの上などにそのかたまりを乗せて食べる場合などに利用される。パセリバター、レモンバター、ガーリックバターなどもあり、オードブルのほかにステーキやカレーライスなどに添えられることが多いです。
意外なところでラーメンに使われることもあります。これはラードの代わりにバターを使ったことがきっかけです。香港や台湾の「ラードごはん」のように、米飯にバターと醤油をまぶして食べる人もいます。
