リキュールの製造過程には様々な製法があり、材料からの成分の抽出、配合、熟成、仕上げの各段階を経て作られるのが一般的。おおよそ以下の3タイプに大別できる。
・蒸留法
蒸留酒に原材料を漬け込んだ後、再び蒸留して香味成分のみを残し、着色・加糖して仕上げる方法。濁りのない澄んだリキュールを作ることができる。ただし繊細な芳香を残したい場合や、熱に弱いベリー系の果実を原材料とする場合には向かない。
・浸漬法
蒸留酒に原材料を浸し、蒸留せずにそのまま仕上げる方法。リキュールの製法としては最も古くから用いられてきたものである。日本の家庭で作られる梅酒・カリン酒などの果実酒もこれに含まれる。
・エッセンス法
蒸留酒に、別途抽出しておいた香味成分などのエッセンスを添加して作る方法。蒸留法や浸漬法と併用される場合も多い。
