「スイーツ」の根本的な材料である砂糖は、甘みを持つ調味料(甘味料)の一種で、主な成分は糖(おもに蔗糖)です。原材料としては、サトウキビ、テンサイ、サトウカエデなどがある。
・サトウキビ
サトウキビの原産地は、南太平洋の島々で、そこから東南アジアを経て、インドに伝わったとされる。紀元前2000年頃にインドで砂糖が使われていたとされ、サトウキビから砂糖を作ったのは、インドが最古とされる。インドの砂糖やサトウキビは、アラビア人によってペルシャ・エジプト・中国などへと伝えられた。
日本には奈良時代に鑑真によって伝えられたとされている。中国においては、唐の太宗の時代に西方から精糖技術が伝来され、持ち運びが簡便になったことと関係があると言われている。当初は、輸入でしかもたらされない貴重品であり医薬品として扱われていた。一方、琉球王国では、1623年に儀間真常が砂糖生産の奨励を始めたとされている。
江戸時代の将軍徳川吉宗が琉球からサトウキビをとりよせ、江戸城内で栽培させ、サトウキビの栽培を奨励した。ヨーロッパには、11世紀に十字軍が持ち帰り、地中海周辺でサトウキビが栽培されるようになった。
なお、サトウキビはバイオエタノールの原料でもあるため、価格が高騰している。
・テンサイ(サトウダイコン)
テンサイの根を千切りにし、温水に浸して、糖分を溶け出させて、その糖液を煮詰め、ろ過して不純物を取り除きます。真空状態のもとで糖液を濃縮し、結晶を成長させた後、遠心分離機にかけて、現れた結晶が砂糖となる。
1747年にドイツの化学者がテンサイから砂糖と同じ成分をとりだすことに成功し、フランスやドイツでテンサイが栽培されるようになった。ナポレオンがこのテンサイに注目し、製糖業が発達したとされる。
・サトウカエデ
サトウカエデの幹に穴を穿ち、そこから樹液を採集する。その樹液を煮詰めて濃縮したものがメープルシロップです。更に濃縮を進めて固体状になったものがメープルシュガー。
