ティータイム、おやつ、デザートなど私たちの生活になくてはならない「お菓子」ですが、当たり前すぎてよくわからないことが多いです。
お菓子とは、甘味や塩味などで味覚を強調したり、視覚や食感を工夫し、また各種の匂いで嗅覚などを刺激する「食味感覚の嗜好品」です。
一般に粉類を練って焼く、または蒸すなどしたビスケットや饅頭、糖質を主体としたキャンディやチョコレート類、アイスクリームなどの冷凍菓子などを総合し、菓子と分類されています。
近代にはいってから、冷凍冷蔵技術の向上や大量生産を可能にする工業化が進んだ事によって、菓子の種類と生産量は飛躍的に増えました。それまで日本で行われていた、職人が手作りして専門菓子店(和菓子店・洋菓子店・煎餅店等)で小売りするといった形態の他に、菓子製造販売が、包装済みの菓子を工場で生産し、小売店(スーパーマーケットやドラッグストア等)で販売されるという形態が定着しました。
主に安価で品質が均一な商品は工場で生産され、手間のかかる高品質な物や流通の困難な商品は専門菓子店が製造するといった棲み分けが自然になされています。
なお、日本では食品衛生法および乳等省令によって、アイスクリームなどは一般食品である菓子ではなく、乳製品として分類されています。また、果実を乾燥させたり、砂糖漬けにしたもの、焼き芋や煎り豆などに代表される農産物を単純に加工したものは菓子製造と見なされない場合が多いのです。一方、ポテトチップやポップコーンに関しるものは、スナック菓子として扱われています。
