華やかそうに見えるパティシエという仕事ですが、実際のパティシエの仕事はドラマの華やかさとは一転、朝早くから遅くまでの長時間の立ち仕事、休みも少なく、細かい作業から力仕事まで求められる。そして何より優れた美的感覚とその技術が要求され、その実態は、数多くの事をこなす屋内型「ガテン系」。そのためか、2004年度の統計によると、職人自体の人数は年々減少傾向にあるようで、特に若手男性の数が激減し、代わりに女性の進出が目立っています。オーナーからスタッフまで全員が女性という菓子店も珍しくないようですね。
欧州、特にドイツ語圏内では従業員の半数が女性で占めているが 、フランスでは女性がこの職業に携わることは少なく、選択肢の話題にものぼらないというほどです。しかしながら、パティシエ(あるいはパティシエール)は、フランスでは日本の医者に値する社会的地位を持ち 、さらにM.O.Fと呼ばれるフランス国家最高職人賞を持った者は、最高の栄誉と信頼が保証されているといいます。
※本来この「パティシエ」とは、器やパイ生地等に肉や魚を詰めて焼く料理、パテ料理の製造人のことを指していたというのですから、イメージは180度変わってしまったようですね。
