友人が「バナナダイエット」なるものを試した結果、バナナをたくさん食べてしまうだけだったという「笑い話」をしてくれた。それがタイトルにある言葉だ。
最近、朝にバナナを好きなだけ食べると、脂質や糖質の代謝を促すビタミンBと、便が出やすい食物繊維によって、ご飯を食べてもダイエットになる。そんな話がまことしやかに巷間広がっているらしい。
しかし、それは要するに、同じ人間の胃袋で、少なくとも今まで以上にバナナを食べれば、その分だけごはんやおかずを食べなくなる。その分が「ダイエット」になるだけだと医師・作家の米山公啓氏は冷静に指摘している。
「朝食をカロリーの低いバナナにすれば痩せるのは当たり前の話。絶食と同じ理論で、ありがたがることはないんです。だいたい、ご飯と味噌汁が好きな日本人が365日、バナナで我慢できるはずがありません。最初の1、2カ月は続くでしょうが、やがてご飯を食べ始め、リバウンド太りするのがおち。1年間、バナナダイエットを続ける人がいたら、会ってみたいものです。この方法を妄信している人には“早く目を覚ましなさい”と言いたい」
(「日刊ゲンダイ」2008年9月29日付)
まったくその通りである。痩せるのは満足な食事をしないからであり、バナナが肉を落とすわけではない。なぜ今回バナナが出てきたのかわからないが、バナナはビタミンB群と食物繊維を多く含む代表の果物というわけでもない。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000000-tsuka-soci
