消費者無視の道産米【北海道】
ツカサネット新聞
ここ数年で問題が大きく取り上げられるようになった地球温暖化。その影響と生産者の地道な品種改良により、北海道産の米の品質が非常に上がった。元々南国向きの植物である稲を長い年月をかけて、寒冷地である北海道で生産し、かつ品質を向上させることには大変な努力と想像を絶する苦難があったこと言うまでもない。
米の高級ブランドとして定着している新潟産のコシヒカリにも匹敵するほどの品質の高い米が北海道で花開いた。「ななつぼし」である。皮肉にも地球温暖化の影響で、北海道の平均気温が上がったことも追い風である。
北海道としても道産米普及キャンペーンなどを行い全国に売り出し中である。一方で高品質な種には限りがあるため、本来のルートでは現れないはずの同品種の種を使い、同じ道産米の名称を前面に押し出して販売される米が増えた。結果として、元々開発された当初の高品質な種から出来た米とそうでは無い米がブレンドされて流通することになる。
純粋に高級な道産米として開発された種をベースに作られた米とそうでは無い種からつくられた米。ブレンドされるということは結果的に、最も大切な味が変わるということである。ようやく生産者の苦労が日の目にあたり価値を産み出そうとしている時に一部の利益至上主義者ともいえる心ない業者、または生産者の手によってブランド価値そのものを下げているともいえよう。
問題は、そこに消費者の判断が存在しないことである。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000027-tsuka-hok
