加工食品の原材料に価格の安いベニズワイガニを使いながら、原材料欄にズワイガニと表示したなどとして、農林水産省は26日、日本製粉(東京都渋谷区)と日本ハム(大阪市中央区)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき改善を指示した。
2社は、今月15日に日本水産(東京都千代田区)が同様の理由で改善を指示された直後、同省に自主申告していた。
同省はズワイガニの表示で問題事例が続いていることから26日、関係する業界団体に対し、表示の適正化を求める通知を出した。
同省によると、日本製粉は2006年2月~今年6月、冷凍ゆでパスタ「蟹(かに)のトマトクリームリングイネ」にベニズワイガニを使いながら、原材料欄に「ずわい蟹」などと表示し、約2000トン(約834万袋)を販売。
また、日本ハムは今年1月~6月、魚肉ソーセージ「北海道のお魚とずわい蟹のソーセージ」にベニズワイガニを使用し、原材料欄では「紅ずわいがに」としながら、パック正面に「ずわい蟹7%入」と強調表示し、約16トン(4本入り約13万パック)を販売した。
同省の統計によると、ズワイガニの卸売価格はベニズワイガニの7倍以上する一方で、ズワイガニの漁獲量はベニズワイガニの約4分の1しかない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000937-yom-soci
