魚のまち・東京都中央区の築地で、年末の一般客向けの商いがピークを迎えている。中央卸売市場に隣接する「築地場外市場」は、鮮魚や乾物、すし店などおよそ400店が軒を連ね、多くの観光客や業務関係者が訪れて大にぎわい。
築地市場外の町会など5団体でつくる「築地食のまちづくり協議会」によると、通常平日の場外市場への来場者は3万人ほど。しかし、年末の28~30日は倍以上に増えるという。
中央卸売市場は30日が年内最終市となるため、場外市場の店もほとんどが同日で年内の営業を終えていたが、「それを知ってか知らずか、近年は31日も多くの消費者が築地へやってくるため、店を開けるところが増えた」(同協議会事務局)と話す。
今年も「全体の3分の1程度の店が営業して、さばき切れなかった在庫商品などを販売するのではないか」(同)とみており、大みそかには一層安く魚介類などが手に入ることもありそうだ。
一方、プロ同士の取引が行われる築地市場でも、最近は見学をはじめ一般の来場が増えているため、仲卸店の中には業務向けでなくマグロやイクラ、カズノコなどを小分けして販売する店が目立つ。
厳しいチェックなどはなく、一般客が買い物をするケースも増えているが、市場を管理する東京都は「場内は営業用の取引が原則」(水産農産品課)として、魚屋さんなどの取引に配慮するよう呼び掛けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091226-00000005-jij-soci
