牛丼大手3社による牛丼並盛りの期間限定値下げセールが27日、始まった。すき家が同日、30円安い250円とし、28日に吉野家が110円引きの270円、29日には松屋が70円引きの250円に値引きする。3社そろっての値引は4月以来だが、昨年末に吉野家以外の2社が値下げ攻勢をかけて売上高を伸ばすなか、相対的に高価な米国産牛肉を使っているため値下げしにくい吉野家が苦戦する構図が続いている。吉野家は新メニュー開発などにも注力しており、どこまで巻き返せるか注目される。【浜中慎哉】
27日正午。先陣を切って値下げを始めたすき家の品川東店(東京都港区)前には約30人の行列ができた。近くの会社員の男性(52)は「すき家は並盛りの通常価格が一番安いのでよく利用する。値下げ幅は小さいが、250円で食べられるのはありがたい」と話した。
すき家の国内店舗数は27日現在で1473店。08年9月に吉野家を抜き最大手となった。既存店売上高は3月以降、毎月前年同月比10%超の伸びと好調だ。3位の松屋(755店、6月末現在)も4月以降プラスを維持している。一方、2位の吉野家(1185店、同)は昨年12月以来、期間限定値引きを実施し6.9%減だった4月を除き、2けた減に沈んでいる。
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