伊達市の官民協働まちづくり組織「豊かなまち創出協議会」(川南忠士会長)は、ギョーザをアイテムにした新たな食のブランド化に取り組んでいる。「単なるB級グルメでなく、『包む』をキーワードに創作ギョーザを地域に根付かせること」が目的という。【新庄順一】
◇多様な調理法に注目
ギョーザに着目した理由は調理法と具材の多様性。「焼く」だけでなく「蒸す」「揚げる」が可能で、中に入れるものはタマネギ、ハクサイ、ニラの定番に限らず何でも構わない。そこから「伊達の豊富な食材をギョーザの皮に包み、飲食店や家庭で『むしゃむしゃ食べる』食文化づくり」(望月孝一副会長)に適していると考えられた。
「伊達」の特徴は皮の生地だ。米粉とのブレンドで、小麦粉しか使っていない地域との差別化を図る。これまでに新潟産コシヒカリの米粉3伊達産小麦粉7と、米粉小麦粉半々の2種類を試作したが、軟らかさがあり、もちっとした食感が楽しめたという。
◇和洋部門に展開も
7月の「伊達むしゃ餃子(ギョーザ)試食会」では、「かなりいける」(菊谷秀吉市長)と高い評価を得た。ただ市販の皮とほぼ同じ大きさのものしかなく、試作品を手がけた中華料理店のオーナーシェフ、工藤孝司さん(55)は「(創作ギョーザとして)長いもやトマトを包むには大判サイズが良く、研究の余地がある」という。
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