食べるラー油、ミルクミント味のキャンディー、トマトのカクテル…。これまでにはなかった意外な味がここ10年にヒットした食品のキーワードとなっている。食べ慣れた食品にひねりを加え、実際に口にしたときのギャップの大きさがデフレ時代の消費者の支持を得ているようだ。(太田浩信)
◆ミルクとミント?
味覚の意外性は、味のデータベース化に取り組む「味香り戦略研究所」(横浜市保土ケ谷区)が過去10年間のヒット食品111品を味覚センサーを使うなどして分析し、半数近い52製品で認められた。意外性は一言で言うと、味や食感のギャップ。「その食品を食べたときに今までイメージしていたのとは少し違う、裏切られる感じ」と、同研究所マーケティングサービス部の柴田宗紀(むねのり)部長は定義する。
例えば、現在も品切れ状態が続く「食べるラー油」(桃屋、エスビー食品など)は、辛みを和らげて油で揚げたガーリックやアーモンドなどの原料由来のうま味や塩味を加え、万能調味料にしようというコンセプトが受けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100828-00000132-san-soci
